ActiveDirectoryにはサイトという概念が有ります。
ActiveDrectory内には膨大な量のデータが存在するため、複数の拠点にドメインコントローラ(DC)を配置すると、拠点を結ぶネットワークに大きなトラフィックを発生させる恐れが有ります。
そのトラフィックをコントロールするためのものです。
ちなみにサイトとサイトリンクがあり、サイトはその通りサイト(場所)を表すもので、サイトリンクとはサイトとサイト間のネットワークの速度などを表す概念です。
サイトリンクにはコストという概念が有り、コストを上げると、ネットワークにデータを流すのにそれだけ負荷がかかる事を示します。これはそのサイトへのネットワークへの接続方法が複数有る場合に使用されます。
例えばAというサイトから、Bにデータを転送するには、直接転送する方法とCサイトを経由する方法がある場合
コスト
A→B 10
A→C 5
C→B 8
この場合、AからBに直接転送すればコストは10ですみます。いったんCを経由すると5+8でコストは13になります。
じゃあC経由で転送する理由はあるのか?
あります。
ネットワークに障害が発生してA→Bがダウンしている場合、C経由で送る必要が有ります。こうして適切にコストを定義しておく事で、通常はコストの低いリンクで転送して、異常事態時はコストの高いリンクを使って転送するという事を、ADが自動で行う事が可能です。
この経由して送るリンクをブリッジと言います。複数のリンクをつなぐ(ブリッジ)からです。
話が長くなったので、2回に分けます。
これをふまえた上で、サイトを意識したDCの配置を考えます。
2007年05月20日
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